カリ市諸宗教の祈り
カリ市創立477年のお祝い行事として「諸宗教の祈り」が去る7月24日午後六時〜、カリ市で最古のカトリック教会である「メルセ教会」の広場で行われました。
通常カリ市の「誕生日」は7月25日で、今までその日に開催されていましたが、今年はスポーツの祭典「ワールドゲームス」が25日よりスタートするので前倒しになりました。
遡ること1ヶ月前、この準備会議が市立「宗教と先住民博物館」であり、出席しますと、十数名の聖職者が集まっていました。天理教は初めて招待されたので、緊張しましたが、皆好意的で、カリ地域を仕切っているカトリックの司祭とも交流でき、向こうの方から「是非一度コロンビアの天理教出張所を知りたい」と言ってきましたので、快く招待の意を表しました。
当日は、ロドリゴ・ゲレロ市長の挨拶から始まり、先住民のお祈り、それから各教団代表者がお祈りをしました。
準備会議では各教団1分間のお祈りの「申し合わせ」をしていましたが、なんのなんの、みんな5分、4分と
「長いお祈り」をしていました。「話ちゃうやん」。結局午後7時には終わると予定していたのが、午後8時過ぎになり、かなり疲れました。
順番でいえば 最後の方のお祈りでしたが、まず初っぱなに「カリ市477歳おめでとうございます!」と言うと、拍手が起こり盛り上がりました。
続いて「親神様は陽喜ぐらしのためにこの世、人間を御創造くださいました。私たち全ての人間は兄弟であります。天理教の目的は世界中が幸せと喜びに溢れた生活、陽気ぐらしの実現です。親神様は絶えず私たちに御守護をくださっています。この温かい親心に対して、また陽気ぐらしがコロンビアはもとより、世界中に拡がるために私たちの感謝の行為として、たすけあいと人のおたすけの実行がたいせつです。私たちのモットーは、『感謝・慎み・たすけあい』そして『人助けたら、我が身たすかる』みかぐらうた第一節に『あしきをはろうて、たすけたまえ、天理王命』」と大きな声で、高らかに歌いました。
気持ちよかった〜!!!
第一節を日本語で唱えた後、その翻訳を伝えて終わりましたが、私は1分少々。
けれど、カリ市の中心地に「天理王命」の名が公的行事で、それも市長が居る前で響き渡ったのは最初ではないでしょうか?もちろん、拍手大喝采でした。ミッションは遂行されました。お〜ッス!!(なんでやねん!)
舞台&応援団
市長の挨拶
直チャン登場、「あしきをはろうて〜♪」
有志と諸宗教の代表と