コロンビア出張所雅楽グループ「雅(Miyabi)」、世界同時開催の「音楽の祭日」に公演 昨年6月10日に出張所月次祭で産声を上げた雅楽グループが、1年間で発展して、グループの名前を「雅」(Miyabi)と称して公演する。
「音楽の祭日」というのは、現在世界各国で夏至の日に行われる世界規模の行事である。詳細はHPに載っているので割愛するが、世界250以上の都市で開催されている。当初、カリ市の一番のホールで公演予定であったが、バージェ大学オーケストラ部との兼ね合いで、雅楽は日系人会館「イベントホール」で行うこととなった。世界で開催のこの音楽公演には入場無料にすることという一つの約束がある。誰でも気軽に音楽を楽しむというフランス人の創設者(ジャック・ラン:当時フランス文化相大臣の意向に重きをおいている。
参考までに「音楽の祭日」について、引用:
■開催の趣旨と目的
趣旨: 関西における文化振興及び国際交流の活性化を目的とし、音楽を共通言語として、世代、性別、民族を超えたすべての住民参加イベントを開催いたします。
このイベントは26年前にフランスで生まれた「音楽の祭典」を原型とし、現在開催しているパリ市などヨーロッパの13都市などとも呼応しながら、日本で開催するものです。 開催内容はジャンル、プロ・アマを問わない音楽家によるライブ・コンサートで、すべて入場無料とし、参加協力を得た会場で行います。
目的
本事務局は、フランスではじめられた<Fete de la Musique>の設立趣旨及び精神に則り、日本における「音楽の祭日」(”Fete de la Musique au Japon”)の実施開催を促進することを目的とします。ヨーロッパおよび世界における”Fete de la Musique”の実施国、都市、団体などとの友好を図り、音楽を通して文化の振興と国際交流に貢献することに努めます。
活動
本事務局は、それぞれの主催者により実施される参加イベントについて、それらが円滑に、また「ヨーロッパ音楽憲章」に謳われている主旨(特に"すべてのコンサートは入場無料でなければならない"という大原則に)に則った形で行われるように指導します。本事務局に登録および承認された参加イベントには、フランスの運営事務局であるADCEPにより本事務局が使用を認められている<Fete de la Musique au Japon>のロゴを提供します。
http://www.mediatv.ne.jp/ongakunosaijitsu/index.html
カリのプログラムが掲載されてあるサイト
http://cali.alianzafrancesa.org.co/spip.php?article213
準備・練習風景
1988年天理大学雅楽部が来訪し、カリ市で公演。その御礼として「抜頭(ばとう)」の面を出張所に寄贈されました。
松下宣子所員が「舞」を知っているところから、舞楽をしようということになり、衣装を作成。原澤の奥さん、竹上アドリアーナさんも連日お手伝いしてくれました。ありがとうございました。
仕事が終わって夜に集まり、練習しました。復興した「天理道場」が良い練習場所になりました。
みんな気合い入ってまっせ!!!
欄干は「阿部製作所」で製造され、譜面台は手工業「清水工房」で作成されました。
抜頭の面がきっかけで 演奏グループが出来たとは感激です!!
これからも頑張ってください。